扱う和牛は、牛の血統はもとより、出生や肥育の状態をも見極めた前沢牛をはじめ、松阪、仙台、そしてとちぎ和牛。
特に風味を重んじる私共では、但馬牛の血を引く雌牛を好んで導入しております。

これまでの食肉料理界では、西洋から調理法が伝わってきました。
しかし近年では、日本の黒毛和牛を扱う調理法が見直され、ヨーロッパをはじめ、各国、各方面の料理人が和牛肉の扱いを学びに来日しているのを見かけます。

私共ではその和牛の部位の特徴、繊維質の流れ、風味を熟知し、『和牛肉は芸術品』と心得て、大切に大切に料理を心掛けております。